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名古屋で実践型AI研修|自動車業界のチラシ制作・業務活用を体験

名古屋のAI研修会場で参加者と撮影した高橋真樹

2026年10月9日(金)、名古屋で開催されたフォーラムに、株式会社ラブアンドフリー代表の高橋真樹が講師として登壇しました。

今回のテーマは、AIの基礎から仕事での実践まで。ChatGPT・Gemini・Claudeの使い分けを紹介しながら、参加者の皆さまにもスマートフォンでチラシ制作を体験していただきました。

研修で大切にしたのは、難しい専門用語を覚えることよりも、「明日から気軽に、楽しくAIを使えるようになること」。自動車販売店や整備工場の日々の仕事を題材に、AIへの頼み方を一緒に試す時間となりました。

まずは「相談」から、具体的な仕事を頼む一歩へ

冒頭では、普段使っているAIや、仕事での利用状況を挙手で伺いました。ChatGPTを使っている方がいる一方、仕事では少しだけ使っている方、まだ活用していない方もいらっしゃいました。

そこで高橋は、これから使い始める方にも伝わるよう、身近な業務を中心に説明しました。メールの返信、販促物の制作、お客様への説明資料など、「自分の会社でも使えそう」と感じられる仕事から始めることがポイントです。

最初から完璧な指示文を用意する必要はありません。社員や仕事仲間にお願いするように、何をしてほしいのかを伝え、足りない条件を会話で補っていく。その考え方を、後半の体験ワークにつなげました。

スマホで体験!スタッドレスタイヤ展示会のチラシ制作

今回の実践ワークでは、スタッドレスタイヤの展示会を題材に、チラシの案を作成しました。

伝えたのは、店舗の情報、展示会の内容、既存のお客様向けであること、開催日時、そして「かっこいいチラシにしたい」という希望です。実演中の日時は、制作方法を試すために設定した例でした。

特に強調したのは、「誰に向けたチラシなのか」を伝えること。同じタイヤの案内でも、新規のお客様向けなのか、すでにお付き合いのあるお客様向けなのかで、伝え方は変わります。

さらに、自社のホームページURLを参考情報として渡す方法も紹介しました。会社の特徴を伝える材料として活用しつつ、店舗名や住所、営業時間などは、出来上がった案で確認することが大切です。

会場では、参加者の皆さまがそれぞれチラシ制作に挑戦。高橋が「かっこいいのできたじゃないですか」と声をかける場面や、ピンク系のかわいらしいデザインに触れる場面もありました。

案ができたら、「文字を修正して」「色を変えて」「この部分をもっと見やすくして」と、追加でお願いしていきます。一度の出力で終わらせず、会話を重ねて整えることも体験していただきました。

この頼み方は、店内POPや車両に添える案内にも応用できます。ゼロから一人で考える負担を減らし、まず形にしてから直す。販促物づくりの入口として、AIを使うイメージを共有しました。

ChatGPT・Gemini・Claudeは、仕事に合わせて使い分ける

研修では、ChatGPT・Gemini・Claudeの3つを取り上げました。

高橋自身の利用経験として、幅広い相談や企画、今回のようなチラシ制作にはChatGPTをよく使うこと、GmailなどGoogleのサービスと組み合わせる場面ではGeminiの便利さを感じていること、報告書や提案資料の最終的な仕上げにはClaudeを活用していることを紹介しました。

これは研修時点での講師の使い分けや評価です。特定のAIがすべての仕事で優れているという意味ではなく、目的や依頼内容によって、使いやすさや結果は変わります。

まず一つのAIに慣れ、必要に応じて別のAIも試す。自分の仕事に合う使い方を見つけることが、実務への近道になります。

Chat・Work・Codexを「頼む仕事」で整理する

「AIに相談する」と「AIに仕事を頼む」の違いを伝えるため、高橋はChat・ChatGPT Work(以下Work)・Codexを次のように整理しました。

・Chat:質問や相談、アイデアの壁打ちをする。
・Work:資料やチラシなど、具体的な成果物づくりを頼む。
・Codex:プログラムやWebサイトの仕組みづくりを頼む。

研修では、開催予定が終わった後に過去の履歴へ移すなど、自社サイトの更新を仕組み化する事例も紹介しました。「プログラム」と聞くと難しく感じても、まずは実現したいことを言葉にして相談する、という入口をお伝えしました。

OpenAIの公式ガイドも、Chatを対話、Workを確認できる成果物の作成、Codexを開発向けの利用として案内しています。WorkとCodexの機能は一部重なっており、実際に利用できる機能は、プランや利用環境などによって異なります。
https://learn.chatgpt.com/docs/use-chatgpt

Gemini Notebook(旧NotebookLM)で、手元の資料をお客様への説明に活かす

続いて紹介したのが、資料をもとに情報を整理するGemini Notebook(旧NotebookLM)です。Googleは2026年7月16日に名称変更を発表しています。研修でも、新しい名称とともに使い方を紹介しました。
Googleによる名称変更の公式発表

実演では、スズキの新車をお客様にわかりやすく紹介する資料をテーマに、メーカーのWebサイトを参照元として追加し、スライドや1枚の図解資料を作る流れを紹介しました。

また、社内の電話対応ルールを箇条書きで用意し、新しく入ったスタッフ向けの説明資料にする、といった使い方も提案しました。

一方、実演で生成された資料には、依頼した全車種がそろっていない場面もありました。高橋もその場で不足を指摘しています。見た目が整っていても、必要な情報が含まれているかは、元資料と照らし合わせて確認する必要があります。

Googleの公式ヘルプでは、Gemini Notebookが追加したソースの情報に基づいて回答する仕組みを案内しています。研修で伝えたのは、根拠となる資料を渡してから整理を頼む、という使い方です。
https://support.google.com/gemininotebook/answer/16269187?hl=en

GmailとGeminiで、過去のやり取りと返信を整理する

メール業務では、GmailとGeminiを組み合わせる活用例を紹介しました。

研修の準備に関する過去のメールを例に、やり取りの要点を把握する方法や、候補日の連絡に対して「10月9日がいいです」といった要旨を伝え、返信文を整える流れを説明しました。

重要な内容は自分で決め、挨拶や文章の体裁を整える部分をAIに手伝ってもらう。忙しい日々のメール対応で、活用しやすい場面です。

Googleの公式ヘルプでも、Gmailでのメールスレッドの要約や返信の下書き作成が案内されています。対象プランなどの利用条件を確認したうえで、送信前に宛先、日付、内容を見直して使いましょう。
https://support.google.com/mail/answer/14355636?hl=ja

AIエージェントを、自分の仕事を支える相棒に

終盤では、AIエージェントとこれからの働き方についてお話ししました。

高橋は、自身の運用例として、ブログ原稿の準備やSNSへの展開、日程調整、分析レポートの作成などを紹介。AIから報告を受け、人が内容を確認・承認して次の作業へ進める、という仕事の流れを説明しました。

AIに質問して答えをもらうだけでなく、必要な情報や道具を用意して、具体的な作業を頼んでいく。高橋はその感覚を「自分専用の優秀なスタッフを何人も持てる時代の始まり」と表現しました。

だからこそ、最初の一歩は身近な仕事で十分です。チラシの案を作る。メールの下書きを頼む。お客様に説明する資料を整理する。研修の最後には、まず一つ、「この仕事、AIに任せられないかな」と考えてみてほしいとお伝えしました。

明日からの仕事で、まず一つ試してみませんか

今回の研修は、AIの話を聞くだけでなく、参加者の皆さまが実際に手を動かす時間になりました。

使ってみることで、「こう頼めばいいんだ」「この仕事でも試せそう」という具体的な入口が見えてきます。AIを仕事の相棒にするために、まずは一つの業務から始めてみてください。

ご参加いただいた皆さま、開催にご尽力いただいた皆さま、ありがとうございました。

出典・参考資料

・研修記録:ユーザー提供「AI研修セミナー:基礎から最新トレンドまで (1).txt」。対象:2026年10月9日開催研修。公開URLなし。確認日:2026年10月13日。本文の開催情報はユーザー指定、実演・発言は本記録に基づく。
・OpenAI「Use ChatGPT」。公開・更新日:ページ上で確認できず。確認日:2026年10月13日。
https://learn.chatgpt.com/docs/use-chatgpt
・Google「Frequently asked questions — Gemini Notebook Help」。公開・更新日:ページ上で確認できず。確認日:2026年10月13日。
https://support.google.com/gemininotebook/answer/16269187?hl=en
・Google「Gemini in Gmail を活用する」。公開・更新日:ページ上で確認できず。確認日:2026年10月13日。
https://support.google.com/mail/answer/14355636?hl=ja

Google Workspace Updates「NotebookLM is now Gemini Notebook」。公開日:2026年7月16日。確認日:2026年10月13日。
https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/07/notebooklm-now-gemini-notebook.html

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高橋真樹

この記事の執筆者

高橋 真樹(株式会社ラブアンドフリー 代表)
AI・SEO・YouTubeを軸にした中小企業向けマーケティング支援を行う。
WEB集客・YouTube活用の講演を多数実施。

これまでに
・損保ジャパンAIRオートクラブ
・自動車整備振興会
・ロータス
・BSサミット全国大会
・ダイハツ販売店
・商工会議所
・損保ジャパン プロ代理店向け研修
・第一生命保険
など全国の団体・企業にて登壇。
年間100本以上の講演・研修を行い、AI時代の集客戦略を発信している。

2026/10/13

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