HOME» ・仕事術 »ジェフ・ペゾス10の名言 Amazon流
・仕事術
ジェフ・ペゾス10の名言 Amazon流
ジェフ・ペゾス10の名言 | Amazon流「勝ち続けるリーダーシップとは」
IT業界NO,1の「哲学者」兼CEOとも言われるペゾス。その「名言」をご紹介。
<1> 変わらないものを軸に戦略を立てよ。
「選択肢はより多く、価格はより安く、配達はより迅速で確実に。」ペゾスはこの3要素を、顧客が変わらず求め続けるものとして定義し、全ての戦略を立てた。変わらないものに軸を置かなければ、長期的な成長は望めない。
<2> 顧客に執着せよ。
ペゾスは会議室に誰も座らない椅子を持ち込み、そこにAmazonにおける最も重要な人物=顧客が座っていると仮定した。現在、この椅子の役割は特別に訓練された社員が果たす。彼らが眉をひそめると、幹部達は震え出す。
<3> 我々は長期間にわたって誤解されるても良い。
Amazonの新規事業の多くは当初、採算の合わない道楽に見える。ゆえに、しばしばAmazon株は暴落し、アナリストの冷笑を誘う。しかしペゾスは意に介さない。意義のある事業なら、花開くまで5〜7年かかろうと問題ない。
<4> 会社には2種類ある。高く売る為に努力する会社と、
安く売る為に努力する会社だ。我々は後者になる。
コスト削減の結果を顧客に還元すると喧伝する会社は多くある。しかし、Amazonほど徹底してこれを実行する会社は少ない。創業時から同じ机を使い続けるペゾスが得た物は、900億ドルの株式時価総額と、35%の収益増だ。
<5> 顧客のニーズから逆算せよ。
KindleのようなAmazonの新規ビッグプロジェクトの仕様は、エンジニアの嗜好ではなく、顧客のニーズにより決定される。逆に、顧客に受け入れられない商品は容赦なく打ち切られる。それが、巨大な部門をつぶすことになろうとも。
<6> Amazonの企業文化は「調和」と「情熱」だが、
いざとどちらかを選ぶとなれば、我々は「情熱」をとる。
異論があれば、情熱をもって徹底的に論じ合うのがAmazonの文化。ただし、定量データとその分析が何より重んじられるので、意見を言うなら十分の準備が必要。グラディエーターのような真剣勝負が、オフィスの随所で行われている。
<7> 発明家になりたければ失敗を恐れるな。
創業時に雇った多くの編集者は、顧客が評価を書き込む「カスタマーレビュー」の導入により無駄になった。オークション市場への参入でも失敗している。が、ペゾスは言う。「なにかを学べるなら、つまずきも人生の一部だ」。
<8> 自分の持っている時間を100%とすると、
かつては30%をサービスの構築に、残りの70%をプレゼンに充てたが、
時代は変わった。これからは逆だ。
ペゾスは、広告に使うお金があれば、派手さはなくても、顧客満足度を高める工夫に投資すべきだと考える。価格やサービスに感動した顧客は必ず誰かにそれを伝える。口コミこそがAmazonを強くする。
<9> 誰もがコールセンターで働けるようにならなければならない。
バイラルな時代にあって、クレームは壊滅的なダメージとあんりかねない。ペゾスは自身も含め、全管理職に毎年2日間のコールセンタートレーニングを受けさせている。得られるものは、顧客に対する謙虚さと共感だ。
<10> 今日はインターネットの1日目(the Day1)だ。
学ぶ事は膨大にある。
1997年、Amazonが出した最初の株主への手紙にこの一文はある。ペゾスはこれを今でも忘れてない。近年つくられたシアトル本社の社屋のうち、中心となる2つのビルの名は「Day I North」「Day I South」だ。
ナルホド、ナルホド、勉強になります。
<参照>
forbes japan
2014/10/02