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ホームページからの問い合わせが激減!? その原因と今すぐできる対策とは
こんにちは、高橋です。今日は久しぶりにホワイトボードを使って、ネット集客について少しお話ししたいと思います。
最近、多くの社長さんたちからよく言われるのが「ホームページからの問い合わせが激減している」という声です。問い合わせの減少だけでなく、そもそものアクセス数自体が減ってきているという話もよく耳にします。「高橋さん、どうしたらいいですか?」という相談も非常に多くなってきました。
そこで今回は、その原因と対策について、僕なりの視点でお話ししたいと思います。
まずアクセス数がなぜ減ってきているのか。大きな原因の一つが、Googleの検索アルゴリズムの変化です。昔は検索結果の上位に表示されていたキーワードが、今では2ページ目、3ページ目にも表示されず、検索圏外に落ちてしまっているケースが増えています。
これはSEO対策、つまり検索順位を上げるための施策が、今の時代のGoogleの評価基準に合わなくなってきているからです。
特に重要視されているのが「E-E-A-T」──経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)です。この4つが評価の軸となっていて、中でも「経験(Experience)」がここ1年ほどで特に重要視されるようになっています。
この経験や専門性がしっかり表現されていないホームページは、検索順位が下がってしまう傾向にあります。
さらに、AIの登場によってコンテンツ生成が簡単になり、誰でもそれなりの記事が書けてしまう時代になりました。ChatGPTのようなツールを使えば、知識がなくてもブログが書けてしまうわけです。
だからこそ、Googleは「この情報は誰が書いたのか?」「その人は信頼できるのか?」という点をより厳しく見てきています。顔が見えない、実績が分からない、そういったサイトはどんどん評価が落ちているんです。
それに加えて、スマートフォンでの表示最適化も重要です。今や検索の多くはスマホ経由です。表示が遅い、レイアウトが崩れている、文字が小さすぎるなどの問題があると、それだけで離脱されてしまいます。
また、競合他社の情報発信も活発化しています。Instagram、TikTok、X(旧Twitter)、ブログ、YouTubeなど、簡単に発信できる時代。あなたの会社はちゃんと発信できていますか?放置されているサイトは、ますます不利な状況になっています。
さらに今、Google検索の最上部にはAIによる「概要表示(オーバービュー)」が出てきます。これだけを見て満足してしまい、下のリンク(従来の検索結果)をクリックしなくなる人も増えています。僕自身もそうです。
実際、Googleは「2026年には検索利用が30%減少する」とも発表しています。ライトユーザーがAIを使い始めたら、検索そのものをしなくなる可能性が高いのです。
こうした時代の変化にどう対応していけばよいのか。
まずは、ホームページの頻繁な更新が大事です。ただし、AIに丸投げしてコンテンツを作るのはNG。Googleにペナルティを受けるリスクもあるため、自社のオリジナリティをしっかり出すことが重要です。
僕のオススメは、YouTubeで話した内容を文字起こししてブログ記事として使うこと。動画の内容をテキストにすることで、検索にも引っかかるようになります。YouTubeをホームページに貼るだけではSEO効果は薄いので、文章としてしっかり残すことが大切です。
さらに、SNSの活用も重要です。今は、ホームページよりも先にSNSで接触する流れが一般的になりつつあります。SNSであなたや会社の存在を知ってもらい、そこからホームページに来てもらう。そうした流れの方が効率的なことも多いです。
ホームページは、信頼性を伝える場。Googleに対しても、訪問者に対しても「この会社は安心できる」と思ってもらうことが、今後ますます大事になります。
というわけで、今日は「ホームページからの問い合わせが減っている」というテーマで、原因と対策をお話ししました。
これからも、SNSやAIを活用した最新のWebマーケティングについて情報発信していきますので、「いいね」と「チャンネル登録」よろしくお願いします!また次の動画でお会いしましょう!
2025/05/17 |