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PHPの問題って何?うちのホームページも関係ある?初心者向けにやさしく解説

PHPの問題、うちのHPは大丈夫?高橋とあいちゃんが初心者向けに解説

こんにちは。株式会社ラブアンドフリーの高橋です。

「PHPに重大な問題が見つかった」というニュースが話題になっています。

僕のところにも、お客様から「利用しているサービスは関係ありますか?」というお問い合わせがあり、システム担当に確認しました。

でも、そもそも「PHPって何?」という方も多いですよね。

今回は、何が起きたのか、そして自分の会社では何を確認すればよいのかを、あいちゃんとの掛け合いでお伝えします。

PHPは、ホームページの裏側で働く仕組み

あいちゃん

あいちゃん

PHPって、アプリの名前ですか?

高橋さん

高橋

PHP(ピーエイチピー)は、ホームページの裏側で動くプログラムを書くための言語です。例えば、保存されているブログ記事を取り出して表示したり、お問い合わせフォームに入力された内容を処理したり。そうした仕組みに使われます。

お店にたとえると、お客様に見えているホームページが「客席」、裏側で処理をするPHPが「厨房で働くスタッフ」のようなイメージですね。

あいちゃん

あいちゃん

自分で使った覚えがなくても、ホームページの中で動いていることがあるんですね。

高橋さん

高橋

そうです。普段は意識しなくても、会社のホームページや、その管理画面で使われている場合があります。

今回は、どんな問題が見つかった?

あいちゃん

あいちゃん

そのPHPに、何が起きたんですか?

高橋さん

高橋

ホームページへのアクセスを処理する際の、メモリの管理に重大な弱点が見つかりました。

メモリは、コンピューターが作業の途中で情報を置いておく場所です。「作業机」のようなものだと思ってください。

今回、その情報の扱い方に問題があり、悪用されると、ログインしていない第三者でもサーバー上で不正なプログラムを動かせるおそれがあります。

こうしたセキュリティ上の弱点を「脆弱性(ぜいじゃくせい)」といいます。

2026年10月21日、PHP公式は2件の重大な脆弱性と修正版を公表し、早急な更新を呼びかけました。[出典1〜3]

あいちゃん

あいちゃん

それは、PHPを使っているホームページが全部被害に遭った、ということですか?

高橋さん

高橋

いいえ。「弱点が見つかった」ことと、「実際に被害に遭った」ことは別です。

ただし、被害が分かるまで放置してよい、という意味ではありません。管理担当者が、影響と修正状況を早急に確認する必要があります。

WordPressを使っていなければ安心?

あいちゃん

あいちゃん

うちのホームページはWordPressではないんですが、それなら関係ありませんか?

高橋さん

高橋

WordPress以外のシステムでも、PHPを使っていれば確認が必要です。

記事を更新するための管理システムを「CMS」と呼びますが、公開されているページだけでなく、管理画面やフォームなどでPHPが動いている場合もあります。

今回の公式告知は、Webからのアクセスを処理するPHP環境に広く注意を呼びかけています。どのページで使っているかだけでは、安全とは判断できません。[出典1]

あいちゃん

あいちゃん

いつもどおりホームページが表示されていても、確認した方がいいんですね。

高橋さん

高橋

はい。見た目や表示の速さだけでは、修正されているかは分かりません。

自分で調べて判断しようとするより、ホームページの管理会社や、社内のシステム担当に確認するのが確実です。

会社として確認したい3つのこと

あいちゃん

あいちゃん

専門知識がなくても、確認できますか?

高橋さん

高橋

もちろんです。まずは、次の3つを聞いてみてください。

① うちのホームページやCMSは、今回の問題の影響を受けますか?

② 必要な修正は完了していますか?未完了なら、いつ対応しますか?

③ こちらで行う作業や、一時的な利用制限はありますか?

難しい用語を覚えるより、「影響」「対応状況」「自分たちがすること」を把握する方が、仕事では役立ちます。

あいちゃん

あいちゃん

「今回のPHPの件、うちはどうなっていますか?」から聞けばよいんですね。

高橋さん

高橋

そうですね。そのうえで、対応が完了しているかまで分かると安心です。

「サーバー側で対応します」と言われたら?

あいちゃん

あいちゃん

管理担当者から「サーバー側で対応するので大丈夫です」と言われた場合は、どう考えればよいですか?

高橋さん

高橋

サーバーを管理する側が、必要な修正を担当するという説明ですね。

契約や管理の仕組みによっては、ホームページを利用している会社自身が操作する必要はありません。

僕も今回、弊社のシステム担当から「サーバー側で対応する」という回答を受けました。

ただ、「対応する予定」と「対応が完了した」は区別しておくことが大切です。

必要に応じて、「今回の修正は適用済みですか?」「こちらで行う作業はありますか?」と確認しましょう。

あいちゃん

あいちゃん

サーバー会社に任せられる場合でも、対応状況は把握しておくんですね。

高橋さん

高橋

そのとおりです。また、ある会社の対応が、そのまま別のサービスにも当てはまるとは限りません。それぞれの管理会社の案内を確認してください。

パスワード変更や設定変更だけで直せる?

あいちゃん

あいちゃん

心配なので、まずパスワードを変えればよいですか?

高橋さん

高橋

パスワードの適切な管理は大事ですが、それだけではPHP本体の弱点は修正できません。

今回必要なのは、問題を修正したPHPへの更新、またはサーバー会社などが提供する修正の適用です。

PHP公式も、応急的な設定変更だけでは完全な対策にならないと説明しています。[出典1]

あいちゃん

あいちゃん

では、自分でPHPを更新した方がよいのでしょうか?

高橋さん

高橋

管理担当者に相談して進めましょう。

担当者がバックアップや必要な動作確認を行い、早急に修正を適用することが大切です。

特に、長く更新していない古いPHPを使っている場合は、修正の適用方法や、サポート中のバージョンへの移行についても確認してください。古い環境では、サーバー会社などが独自に修正を提供している場合もあります。[出典1]

ホームページは、公開した後の管理も大切

あいちゃん

あいちゃん

経営者として、今回のニュースから何を学べばよいでしょうか?

高橋さん

高橋

僕は、自社のホームページの管理体制を確認する機会にするとよいと思います。

誰がサーバーを管理しているのか。セキュリティの更新は誰が担当するのか。緊急時には、どこへ連絡すればよいのか。

ここが分かっていれば、今回のようなニュースが出たときも、必要な確認をすぐに進められます。

ホームページは、会社の信用やお問い合わせを支える大切な場所です。

記事を増やすことやデザインを整えることに加えて、安心して使える状態を保つことも、運営の大切な仕事ですね。

今回のニュースが気になった方は、管理担当者に、まずこの一言を伝えてみてください。

「今回のPHPの問題について、うちへの影響と、対策の完了状況を教えてください」

※この記事は2026年10月22日時点の情報をもとにしています。個別サービスの対応状況は、各管理会社の最新案内をご確認ください。

出典・参考資料

確認日:2026年10月22日。対象:CVE-2026-109618/CVE-2026-109619。

  1. PHP公式:2026年10月21日付セキュリティ告知
  2. PHP公式詳細:RCE via OOM corruption
  3. PHP公式詳細:RCE via stale global state
TAKAHASHI JUKU

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高橋真樹
この記事の執筆者

高橋 真樹(株式会社ラブアンドフリー 代表)
AI・SEO・YouTubeを軸にした中小企業向けマーケティング支援を行う。
WEB集客・YouTube活用の講演を多数実施。

これまでに
・損保ジャパンAIRオートクラブ
・自動車整備振興会
・ロータス
・BSサミット全国大会
・ダイハツ販売店
・商工会議所
・損保ジャパン プロ代理店向け研修
・第一生命保険

など全国の団体・企業にて登壇。
年間50本以上の講演・研修を行い、AI時代の集客戦略を発信している。

2026/10/22

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